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IMG_4452今回は膝の構造、仕組みについてご説明します。

膝関節は歩く・座る・正座する・走る・立ち上がるなどの動作があります。主に立ち上がった時に体重を支える支持性という最も重要な役割を担う関節です。痛みや、不調が出た時に調べることが多いと思いますが、予防をするために頭の片隅に知識として見て頂けると幸いです!

膝関節の構造

膝関節は4つの骨から構成されています。

大腿骨(太モモの骨)、脛骨(スネの骨)、腓骨(外くるぶしの骨)、膝がい骨(お皿の骨)が組み合わっています。大腿骨が、脛骨の上を前後にすべり転がることによって膝の曲げ伸ばしが可能になります。

体重を支えるために大腿骨と脛骨は、「軟骨」や「半月板」などを介してがっちりと接しています。これらの骨を靭帯が支え安定した膝関節が成り立っています。

膝の曲がる角度は、最大で約150度です。これは正座をするときの角度です。しゃがむ時には約120度曲がります。歩くときには約60度曲がります。

 

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半月板とは

膝関節内の骨の表面は、それぞれ軟骨と呼ばれる水分の多いクッションのようなもので覆われていて、その間には「半月板」と呼ばれる組織があります。

半月板には2つあり、内側半月板、外側半月板が存在します。線維状の軟骨(なんこつ)とコラーゲンからなり、ジャンプしたり歩いたりするときの関節(大腿骨と脛骨の間)にかかる衝撃を吸収し、やわらげる事で動きをよくする働きがあります。膝関節は、「関節包(かんせつほう)」で包まれており、その内側の「滑膜(かつまく)」から「関節液」が分泌され、潤滑(油のような)機能を果たしています。これらが働くことにより、関節が滑らかに動くようにできています。

骨と骨がぐらつかないように、支えているのが靭帯になります。
膝を支える靭帯は、大きく4つから成り立ちます。

内側を止める靭帯:内側側副靭帯(膝の外側からのストレスに抵抗し、膝を支えます。)
外側を止める靭帯:外側側副靭帯(膝の内側からのストレスに抵抗し、膝を支えます。)
中央で前後を制動する靭帯:前十字靭帯(脛骨が前に出ないように支えます。)・後十字靭帯(脛骨が後ろに飛び出さないように支えます。)

特にスポーツ界では前十字靭帯・内側側副靭帯の損傷をよく受けます。

 

まとめ

downloadこのように膝関節は複数の骨や靱帯で構成されています。また膝関節の構造上どれか一つでも欠けてしまうと、途端にこの機能は失われてしまいます。
何よりもどの部分が炎症を起こすかは、体の使い方、生活習慣によって変わってきます。
日常的には歩く・走る・曲げる・伸ばす・上る・下る動作があり、正しい使い方を身につけることはとても重要になってきますね。

これは一例ですが、体重が1キロ増える関節にかかる負荷は、歩く時には「約3倍」、階段では「4~5倍」、走る時は「7倍」の負荷がかかると言われています。。。
膝に痛みが出て、病院や整形外科で行くと減量や運動を勧められることが多いと思いますが、当院では、根本的に痛みの原因を特定した上で施術を行なっていきます。

 少しでも、不安やお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください!

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