腰の痛みの正体は「骨のズレ」だけじゃない？
「腰がズキッと痛む」「反ると痛い」「長く立つのがつらい」 そんな症状で病院へ行くと、「すべり症」や「分離症」と診断されることがあります。
ただ、診断名はついたものの、 「なぜ痛むの？」「どうすれば改善するの？」がよく分からず不安になる方も多く、 鎌倉市大船の【大船エール整骨院】にも同じお悩みで来院される方が増えています。
すべり症・分離症は骨の問題と思われがちですが、 実は骨だけで痛みが出ているわけではありません。
筋肉の緊張、姿勢、関節の動き、自律神経の乱れなど、 さまざまな要素が重なって痛みをつくり出しています。
すべり症・分離症とは？
● 分離症： 背骨（腰椎）の後ろ側にある“関節の部分”がストレスで細かく疲労し、 ヒビのような状態（骨の分離）が起きたもの。
● すべり症： 分離した影響や姿勢の乱れで、腰の骨が前へすべるようにズレた状態。
どちらも10代のスポーツ経験や、長年の姿勢習慣が関係していることが多いです。
「骨がズレている＝痛み」ではない理由
画像上では“ズレ”が見つかっても、 痛みの強さとズレの大きさは必ずしも一致しません。
実際、ズレがあっても痛みが出ない人もいますし、 逆に軽いズレなのに強い痛みが出る人もいます。
痛みを引き起こしている本当の要因として、次のようなものが考えられます。
- 腰・骨盤まわりの筋肉がガチガチに緊張している
- 股関節・肋骨の動きが悪く、腰に負担が集中している
- 反り腰・猫背など姿勢のアンバランス
- ストレスや疲労で自律神経が乱れ、痛みを感じやすい状態になっている
つまり、痛みの原因は「腰の骨」だけでなく、全身のバランスの乱れにあることが多いのです。
なぜ姿勢や筋肉の硬さで痛みが強くなるのか？
すべり症・分離症は、腰椎に負担がかかりやすい姿勢が続くほど悪化しやすい傾向があります。
痛みが出る典型的な流れ：
- 猫背・反り腰・片足重心などのクセで腰への負担が蓄積
- 腰を支える筋肉が過緊張になり、血流が低下
- 背骨や肋骨の動きが悪くなり、さらに腰だけにストレス集中
- 神経が刺激され、痛み・しびれ・張り感としてあらわれる
- 痛みをかばう姿勢で悪循環が進む
このように、痛みは“ズレ”が直接の原因ではなく、ズレをかばう身体の反応で強くなっていることが多いのです。
大船エール整骨院の「すべり症・分離症」へのアプローチ
当院では、痛みの出ている腰だけを押したり揉んだりするのではなく、 骨盤・股関節・背骨・肋骨の動きを整え、 腰にかかるストレスを根本から減らしていきます。
電気や機械は使わず、すべて手技で行う「筋骨格調整法」により、 身体全体の連動性を回復させることで痛みの改善を目指します。
施術プロセス
- 姿勢・動作評価：腰の反り・骨盤の傾き・股関節の動きをチェック
- 筋骨格調整：腰〜骨盤だけでなく背骨・肋骨・股関節まで丁寧にゆるめる
- 神経・血流改善：負担が集中しない身体の使い方に導く
- 再発予防：立ち方・座り方・ストレッチなど生活動作をサポート
このように、 「腰の骨を治す」のではなく「腰に負担がかからない身体に戻す」 ことに重点を置いて施術を行います。
患者さまから多いお声
すべり症・分離症で来院された方からは、施術後に次のようなお声をよくいただきます。
- 「腰の反りがラクになって、日常動作がスムーズになった」
- 「朝起きたときのズキッとする痛みが減った」
- 「長時間の立ち仕事や歩行がつらくなくなった」
- 「腰だけでなく、お腹や足まで軽くなった感じがする」
これらの変化は、 全身のバランスが整い、腰へのストレスが軽減したサインです。
自分でできるセルフケアと日常のポイント
施術をしても、普段の動作が乱れていると腰痛はぶり返しやすくなります。 そこで当院では、簡単に取り入れられるケアをおすすめしています。
- 骨盤を立てて座る（背もたれに頼らない）
- 反りすぎず丸まりすぎない“中間姿勢”を意識する
- 歩くときは大股ではなく“やや小股”でリズムよく
- お腹・お尻を軽く使って立つ（腰に力を入れすぎない）
- 入浴で腰〜お腹まわりを温め、筋緊張を和らげる
こうした習慣が、「痛みにくい腰」づくりの第一歩になります。
鎌倉市大船で「すべり症・分離症」を根本から改善したい方へ
大船駅近くの【大船エール整骨院】では、 筋骨格調整法によって腰に負担をかけている身体のクセを整える施術を行っています。
「長年の腰痛で悩んでいる」 「病院では様子見と言われたけど改善したい」 そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
表面的な対処ではなく、 “なぜ腰に痛みが出ているのか？” を一緒に見直し、 本来の動きやすい身体へ導いていく―― それが、私たち【大船エール整骨院】の施術方針です。
