こんなお悩みはありませんか?
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膝の外側がズキッと痛む
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走っていると徐々に痛みが出てくる
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階段の下りや坂道で痛みが強くなる
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押すと膝の外側にピンポイントの痛みがある
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休むと楽になるが、再開するとまた痛む
このような症状がある場合、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)の可能性があります。
特にランナーに多いことから「ランナー膝」とも呼ばれていますが、
ウォーキングや立ち仕事の方にも起こることがあります。
腸脛靭帯炎とは?
腸脛靭帯とは、骨盤から太ももの外側を通り、膝の外側までつながる強い組織です。
この腸脛靭帯が、膝の曲げ伸ばしを繰り返す中で大腿骨と擦れ、炎症を起こした状態が腸脛靭帯炎です。
走る動作では、膝の屈伸が何千回と繰り返されます。
その際、腸脛靭帯に過剰な摩擦ストレスがかかり続けると、
やがて炎症や痛みが生じます。
簡単セルフチェック
次のうち、いくつ当てはまりますか?
☑ 片脚立ちで膝が内側に入る
☑ 走ると後半に痛みが出る
☑ 階段の“下り”がつらい
☑ お尻の横を押すと痛い
☑ 太ももの外側が張りやすい
☑ 靴の外側ばかり減っている
3つ以上当てはまる場合、
股関節の安定性低下や腸脛靭帯への過負荷が疑われます。
腸脛靭帯炎の主な原因
① お尻の筋力低下(中殿筋の弱さ)
お尻の筋肉が弱いと、走行時に膝が内側へ入りやすくなります。
その結果、腸脛靭帯が強く引っ張られ、摩擦が増えます。
② 股関節の硬さ
股関節が硬いと動きがスムーズでなくなり、
膝にかかる負担が増加します。
③ 走行距離・強度の急激な増加
急に距離を伸ばしたり、久しぶりに運動を再開すると、
筋肉や靭帯が負荷に耐えきれず炎症を起こします。
④ 姿勢やフォームの問題
猫背や骨盤の傾き、着地のクセなども、
腸脛靭帯へのストレスを増やす原因になります。
なぜ腸脛靭帯炎は再発しやすいのか?
痛みが落ち着くと、つい運動を再開してしまいがちですが、
根本原因である股関節や筋バランスが改善されていなければ、同じ負担が繰り返されます。
特に
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お尻の筋力不足
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体幹の不安定さ
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走り方のクセ
が残ったままだと、
「良くなった → 再発」を繰り返しやすくなります。
腸脛靭帯炎は、膝だけをケアしても改善しにくい代表的な症状です。
整骨院での施術アプローチ
当院では、膝の外側だけでなく、
股関節・骨盤・体幹の連動まで含めて評価します。
主なアプローチは以下の通りです。
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腸脛靭帯および大腿筋膜張筋の緊張調整
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股関節の可動域改善
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お尻(中殿筋)の機能回復
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骨盤バランスの調整
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走り方・歩き方の指導
炎症を抑えるだけでなく、
再発しにくい体の使い方を作ることを目的としています。
自宅でできるセルフケア
✔ 急性期は冷却
熱感やズキズキ感がある場合は、10〜15分のアイシングが有効です。
✔ 無理なストレッチは避ける
痛みが強い時に強く伸ばすと、炎症が悪化する可能性があります。
✔ お尻の筋トレ(痛みが落ち着いてから)
横向きで脚を持ち上げるエクササイズなど、
股関節を安定させるトレーニングが有効です。
まとめ
腸脛靭帯炎は、
「走りすぎ」だけが原因ではありません。
股関節や骨盤のバランス、筋肉の使い方が大きく関係しています。
早期に正しい評価とケアを行うことで、
改善だけでなく再発予防も十分に可能です。
膝の外側の痛みが気になる方は、
我慢せず早めにご相談ください。









