日常生活の中で階段や椅子から立ち上がる時など膝の痛みや、違和感を感じたことはありますか？
年齢を重ねてくると膝の痛みを訴える人が増えてきます。
多くの場合、変形性膝関節症になっている方が多いです。
変形性膝関節症はすぐに症状が出るわけではなく、何年にもわたり少しずつ変形が進行してくるのです。
そしてその状態を放置しているとやがて痛みが現れ、О脚といった変形が顕著にでてきます。
変形性膝関節症は多くの方が悩まれており、その中でも女性の割合が多いです。
特に女性は女性ホルモンの減少や男性と比べて筋肉量が少ない事が関係していると言われています。

原因

変形性膝関節症は筋力低下や関節の中のクッションの役割をしている軟骨がすり減って変形してきます。骨同士の間が狭くなり、骨が直接ぶつかることで骨が変形し、膝に痛みが出てきます。
そして膝関節が炎症した状態になることが多いです。
関節が炎症することによって膝に水が溜まりやすい状態になります。

軟骨がすり減る原因

過度な運動
遺伝的要素
体重
加齢

さらに日常生活での歩き方や膝の使い方も原因になってきます。

症状

歩行時の痛みや階段の上り降り、椅子からの立ち上がりの動作などで違和感や痛みが出てくる場合が多いです。他にも正座ができない、しゃがめないなどの症状も出てきます。
この状態を放置しているとさらに痛みが増し、炎症が起きることによって膝に水が溜まったり、
О脚の変形も進んできます。
変形した骨は基本的に正常な状態に戻るのは難しいです。

さらに症状がひどくなると歩行が困難になり生活に大きく支障が出てきます。

膝の変形は段階を踏んで症状がでてきますので、膝の痛み、違和感が出てきたらひどくなる前に
体のケアをし、予防をすることが大切になってきます。

まとめ

変形性膝関節症は筋力の低下や過度な運動や体重などで軟骨がすり減り、骨が変形して起きる。
日常生活に支障をきたし放置すると最悪の場合、歩行困難になる可能性がある。
ひどくなる前に体のケアを行い予防することが大切。

以上変形性膝関節症の原因と症状についてでした！
参考になれば幸いです。