好転反応という言葉を聞いたことがありますか？
施術をした後に痛み、だるさが出てくる反応のことを言います。
体を良くする施術でこれらの症状がでてきたら不安になりますよね。ここではなぜ好転反応が出てくるのか解説していきます。

好転反応は、体が悪い状態から良い状態に回復する過程で起こります。

施術によって血流が良くなると滞っていた老廃物が一気に流れ出し、血流が良くなったことにより体の回復力が高まりだるさがでてきます。また悪い状態だった体が正しい状態に戻されると悪い状態で慣れていた体のバランスが変わり、体重のかかり方や使う筋肉が変わってきます。これによって痛みがでたり 違う場所で痛みを感じる場合があります。体にたまった老廃物を体外に排出しようとする働きで尿の色が濃くなっている場合もあります。
好転反応は体の状態が良い方向に向かっている途中に起きるものなので気にし過ぎなくても大丈夫です。

好転反応が起きやすい人は、体の歪みや症状が強い方、整体を初めて受けて刺激に慣れていない方は起きやすい可能性が高いでしょう。
ただ好転反応が起きた場合でも、出てくる反応や期間には個人差があります。期間としては施術後1〜3日目に症状が出て、そこから1〜3日間でその症状が続く可能性があります。
また整体を受けた人が必ず好転反応が起きるわけではありません。

好転反応は、体が変わっている証拠になります。
もし好転反応が出た場合は体の循環が良くなっているので水分をたくさん取って、体を休めてください。
痛みが出た場合は血流を良くする事で回復力が高まるのでその部分を温めてください。

揉み返しとの違い

体の痛みがとれないときは、好転反応ではなく、筋肉が損傷したことで起こる「もみ返し」が起こっているかもしれません。

もみ返しとは、刺激の入れすぎや強い刺激によって筋肉が痛む事で起こるものになります。
整体の施術の方法に問題があり、身体に良いものではありません。

また、時間をかけての施術や強い刺激で行うことは体に負担がかかってきますので、もみ返しになるリスクが高いです。嫌な感じの痛みは、揉み返しの可能性が高いでしょう。

ですので体にとって適切な刺激を入れる事が一番回復力が高まるのです。
体がつらかったら無理をしないで休むことが大事になります。

まとめ

好転反応

体が回復しようとして痛みやだるさが出る反応

揉み返し

筋肉が痛み出る反応

好転反応が出たら水分をよく取り、温めて体をしっかり休ませることが大切です。

以上好転反応についてでした。
参考になれば幸いです！